「ラーメン界を盛り上げたい」カスタマイズ油そば1000杯完売!東北大生の熱き挑戦

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秋晴れの東北大学祭で、ひときわ熱気に包まれていた一つの模擬店。作っていたのは本格的な『油そば』です。しかし、彼らは単なる料理好きの集まりではありません。「宮城のラーメン界をさらに盛り上げたい」という熱い情熱を胸に挑んだ、現役大学生たちの挑戦を追いました。結成1年で部員126人に学問に励む傍ら、ラーメンをこよなく愛する学生たちが集う『東北大学ラーメン部』。2025年3月に結成されたばかりですが、わずか1年で部員数は126人に達しました。日夜、交流サイトでおすすめの店や感想を熱く共有し、知識を深め合っています。
2025年、自慢の油そばで初めて大学祭に出店したところ、大行列ができる大盛況となりました。再び出店を決めた部員たちには、ある明確な目標がありました。東北大学ラーメン部・部長 上村則斗さん
「現役の活動として一番大きな目標が、この学祭を通じて麺やラーメンに興味を持ってもらいたいということなんです。もっとみんなにラーメンや麺に興味を持ってもらいたい、今回の出店がその足掛かりになったらいいなという思いがありました」人気店「麺屋58」と挑む味今年用意したのは、トッピングを選べるように進化させた『カスタマイズ油そば』です。タレのベースは市販の調味料を使い、その場で加熱して絶妙な比率でブレンドします。味のチェックに向かったのは、仙台市青葉区錦町の人気店『麺屋58』。
店主の三浦平さんは、2025年から学生たちの本気のラーメン作りをバックアップしてくれている心強い味方です。
渾身の一杯を口にした三浦さんから太鼓判が押されました。麺屋58・店主 三浦 平さん
「おいしいですね。相変わらずこのタレがうまい」充実させたトッピングの相性も試してもらいました。麺屋58・店主 三浦 平さん
「パンチあるね。さっぱりする感じで、だいぶいい味の変化。フライドオニオンいいね。ここに食感が立っている食べ物が一つもないから、アクセントになる。新しいトッピングが増えて、前向きな姿勢というか、やる気に満ちあふれているのが嬉しい」東北大学ラーメン部・部長 上村則斗さん
「自分なりに今回挑戦したというのが新しいトッピング。お言葉をいただけてすごく嬉しく思いました」段ボールに刻まれたエール迎えた大学祭初日の朝、上村部長は緊張と自信を口にしました。東北大学ラーメン部・部長 上村則斗さん
「すごい緊張してしまって一睡もできず今に至る。いろいろ試作会を重ねてきたので味への自信はある。味で勝負したい」
そこへ駆けつけてくれたのが、「麺屋58」の三浦店主でした。
営業用の容器を無償で提供し、自ら車で会場へ届けてくれたのです。段ボールの側面には、直筆のメッセージが記されていました。
『ラーメン部のみんなへ おいしい麺とみんなの笑顔でお客さまに幸せをお届けしてね 錦町から応援してまーす 麺屋58より』午前10時30分に開店すると、たちまち大行列に。
不慣れな大量注文に焦って麺をこぼす場面もありましたが、部員同士で声を掛け合ってフォローします。現場には卒業したOG・石岡奈々子さんの姿もあり、後輩たちへタレの調整や接客のノウハウを伝授していました。東北大学ラーメン部OG・石岡 奈々子さん
「ラーメン部って去年発足したばかりで、去年参加したメンバーは少ないんです。だから引き継ぎの意味も込めてきょう参加しました。あと単純に私が学祭好きだからというのもあります」行列が短くなった「進化」開店から1時間で100杯を達成。
会場を訪れたお客さんからも好評の声が相次ぎました。飯野雅人 アナウンサー
「麺がモチモチで美味しい。甘みと塩味のバランスがすごくよくて、フライドオニオンのトッピングがカリカリの香ばしさがあっていいですね」人生で初めて油そばを食べたという女性客
「今まで食べたことがないんですけども、とてもおいしかったです。ラーメン部は一生懸命頑張ってやっているんで、すごく頼もしいと思います」今回、長い行列はありませんでした。
しかし、それは不人気だからではありません。先輩直伝のノウハウによって調理スピードが劇的にアップし、お客さんを待たせない進化したオペレーションの証でした。順調に杯数を伸ばし、夕方に三浦店主へ電話で「400杯を無事販売できて順調です」と報告。そして初日の夜、用意した500食は見事に完売しました。大学祭3日間で1,000杯完売勢いは止まらず、2日目は昼頃に雨天中止となったものの292杯を販売。
3日目も202杯を売り切り、3日間で目標としていた1,000杯の完売を達成しました。初日完売の直後、上村部長はサークルの未来を見据えてこう語っていました。東北大学ラーメン部・部長 上村則斗さん
「まだまだ2年しか経っていない新しい新興サークルではあるので、これが10年、20年と東北大学ラーメン部として残っていけるような団体になっていけるように頑張っていきたいと思います」上村部長は、三浦店主と約束していた「幸せと笑顔をお届けすること」、そして「麺の魅力を伝えること」に近づくことができたと感じています。後輩たちに、続く道を残せたことに安心していて、今回の経験を糧に後輩たちがさらに美味しい麺を届けてくれることを確信しているといいます。一人でも多くの人に麺の魅力を伝えるため、東北大学ラーメン部は2027年の大学祭出店も見据え、これからも活動を続けていきます。tbcテレビでは12月2日午後7時から「ウォッチン!スペシャル ラーメン王子グランプリ2026」を放送します。

詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/3049569